導入校インタビュー
INTERVIEW
文京区立第九中学校
ー 「創造的な学び」への到達を目指す文京区立第九中学校の挑戦 ー

※左から、前島先生、窪校長先生、森川先生
「これからの学校は塾ではできない、学校でしかできない教育を考えていかなければならない。
一斉対面授業ではなく、個別最適な教育を行う未来を生成AIと共に築いていきたい。」
そう語っていただいたのは、文京区立第九中学校の窪校長先生です。今回は、窪校長先生をはじめ、同じくICTを活用した実践に取り組む前島先生、森川先生にお話を伺い、スタディポケット導入の背景から具体的な授業実践、そして教育の未来への期待まで、熱い思いを伺いました。
窪校長先生
「九中でしか学べない教育」を力強く推し進めるリーダー。
森川先生(特別支援学級)
生成AIやICTの導入に時間のかかりやすい特別支援学級で先進的な実践を行う。
前島先生(数学科)
全国的に徐々に導入が進められている「けテぶれ」の実践者。生徒が自律的な学習サイクルを回すためのAI活用法を研究し実践されている。
窪校長先生:
本校で目指しているのはブルーム・タキソノミーでいうところの、特定の答えのない、「創造的な学び」への到達です。その到達に向けて、総合的な学習の時間では、近隣の12の町会と行っている「12町会アントレプレナーシップ教育」を実施しており、町会で抱えている課題を発見し、解決するための提案を行なっています。また、通常の授業では単元内自由進度学習を取り入れて、ただ応用問題を解くことに留まらない、探究的な学びも重視しています。
タブレットPCや様々なICT機器を積極的に活用するために、AIドリルや生成AIを積極的に導入し、一斉対面の授業では到達できない、主体的・対話的な深い学びを実践することで、全ての生徒たちの可能性を高める教育をしています。
また、森川先生を中心にして特別支援教育にも力を入れていて、生成AIを用いながら、個別最適な学びを実践できるよう取り組んでいます。
窪校長先生:
大学受験での総合型選抜が占める割合が多くなってきていることもあり、ただ学習するだけではなく一斉対面の授業では到達できない、主体的・対話的な深い学びをどう生み出すか、子どもたちの学びをより深く個別最適化されたものにしたいとずっと考えていました。その中で「捨てられる教師」という本と出会い、自分の考えへの自信を深め、生成AI導入を検討していたところ、スタディポケットを見つけました。すぐに学校に来てくれて、その対応の早さもお願いした理由の一つになっています。
前島先生:
私の数学の授業では、「けテぶれ」とスタディポケットを組み合わせることで、子どもたちが自ら目標設定して、自分で見通しを立てて学習を進められるように取り組んでいます。
ブルーム・タキソノミーの話で言えば、自分で問題を「作る」ことにも取り組んでおり、その過程で「どこがこの問題のポイントなのか」を理解する形で学習を深めています。
また、宿題でも同様に実践していて、テストの目標点など目標から逆算して、学習内容を考えて勉強することを日々伝えています。
子どもたちにはスタディポケットを通じて自分の考えを深めたり、今までになかった新しい視点を得たりする経験をして欲しいので、AIのハルシネーションを意図的に利用し、間違いを見つけてみることなども取り組んでみたいと思っています。そのほかに、スタディポケットの機能を使って「けテぶれ」を教えてくれる私の分身も作って生徒に展開してみたいです。
森川先生:
学級目標を作る際も非常に助かっているのですが、特に特別支援学級の生徒たちは単語は思いつくものの文章構成が苦手という生徒が多いので、スタディポケットがそのギャップを埋める有効なツールとなっています。全員が同時にスタディポケットと対話しながら断片的な単語を文章にするフォローをしてくれるので「生徒が考えを深める時間」を確保しやすいことは大変嬉しいです。
森川先生:
30年前を見てみると、インターネットが使えなくても仕事ができましたが、今では漏れなくインターネットを使用しているように、30年後は生成AIが使えないと仕事ができない時代が来るのかもしれないと思っています。生徒には、その時代にもしっかり対応できる人になってほしいと思っています。その上で、特に私の担当でもある特別支援学級でスタディポケットが子どもたちの個別最適化に向けてより使いやすく進化してもらえることを期待しています。
窪校長先生:
文京区は国際バカロレア機構と連携していて、その理念を学校現場で展開していこうとしています。その背景もあって、受験のための勉強だけでなく、探究的な学習も進めていくことは変わらず続けていこうと思っています。そのために生成AIは必須なので、スタディポケットがそのサポートになり続けてくれることを期待しています。
これからもスタディポケットは「子どもたちが自律的に学び、自らの可能性を広げ、社会で活躍できる力を育む」という第九中学校の教育目標の実現に向けて、サポートを続けて参ります。
貴重なお話をいただきありがとうございました。

※本事例中に記載の肩書きや所属先等は取材当時のものです。
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