文部科学省は、令和6年3月29日に「教育データの利活用に関する留意事項（第2版）」を公表しました。
・教育データの利活用に係る留意事項（第2版)（PDF:3466KB） 【令和6年3月更新 ※教育データを取り扱う際の手順を示した「手順編」・「事例編」を追加】
・教育データの利活用に係る留意事項のポイント（リーフレット）（PDF:842KB）【令和6年3月更新】
※両面印刷（短辺綴じ）・二つ折りにすると、左開きのリーフレットとしてご活用いただけます。
【抜粋】
教育データ利活用によって、全ての子供一人一人の力を最大限に引き出すためのきめ細かい支援を可能にすることが期待されます。一方で、教育データの利活用に当たっては、個人情報の適正な取扱いやプライバシーの保護は大前提としながら、「教育データの利活用」と「安全・安心」の両立が実現されることが重要です。
本留意事項は、初等中等教育段階の公立学校の教職員、教育委員会の職員等が、児童生徒本人の教育データ（デジタルデータ）を取り扱う際に留意すべき事項についてまとめたものです。教育委員会や学校においては、安全・安心に教育データを利活用するために、ぜひ本留意事項をご活用いただき、個人情報の適正な取扱い等を徹底してください。
当社としての対応方針
スタディポケットは、教育産業に対応する学校支援事業者として、これらの留意事項を確認した上で、学校機関および各教育委員会と連携しながら適切に対応していきます。教育分野におけるAIの利用では、プライバシーの尊重、データの保護、セキュリティが非常に重要です。AI技術の活用は、生徒や児童一人ひとりに最適な学びを提供する可能性を秘めていますが、学校支援事業者としては、個人情報の適正な取り扱いやプライバシーの保護を最優先に考え、安全で安心な教育データの利活用を実現するために努めます。
具体的には、「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」（令和6年1月）、個人情報保護法の規定に基づき、必要かつ適切な対策を講じてまいります。また、プライバシー・バイ・デザインの考え方に基づいた運営体制の構築を進めるとともに、従業員への研修などを通じて、教育データの適正な取扱いに関する意識の向上に努めてまいります。
株式会社CODEGYMは、教育データを取り扱う企業の責務として、本留意事項で示された内容を踏まえ、教育委員会や学校現場との緊密な連携のもと、教育データの適正かつ安全な利活用の促進に取り組んでまいります。ICTの活用が進む中、教育データの利活用による教育の質の向上への期待が高まる中、企業としての社会的責任を強く認識し、児童生徒の豊かな学びと成長を支えるために全力で取り組む所存です。
基本方針の策定
1. 文部科学省の「教育データの利活用に係る留意事項(第2版)」の公表を受け、学校支援事業者の観点から、業務に携わる従業員に周知徹底し、適切に対応します。
2. 個人情報の適正な取扱いとプライバシー保護を前提とした、安全・安心な教育データの利活用を目指します。
3. 教育情報セキュリティポリシーに関するガイドラインや、個人情報保護法に基づく、必要かつ適切な安全管理措置の実施を強化します。
4. 専門家と連携し、新たなガイドラインに適応したプライバシーポリシー改訂計画も含め、継続的な取り組みのための検証、評価を行います。
5. プライバシー・バイ・デザインの7つの原則に基づいた運営体制構築、アプリケーションの設計方針を目指します。
6. 教育データの適正な取扱いに関し、業務に携わる従業員への意識向上のための研修等の実施を推進します。
7. 教育委員会や学校現場との緊密な連携のもと、教育データの適正かつ安全な利活用を促進します。
